サーボギアの交換
サーボギヤーの交換方法を紹介します。
ベテランの方なら当たり前のように思われますが、ラジコン初心者の方には、サーボギヤーの交換は、サーボを分解しないといけないのでちょっと勇気がいると思います。
ちょうどこのOK模型さんの「S2414サーボ」のギヤーを欠けさしてしまったので、それを題材に紹介します。
この名前のサーボは、現在発売されていませんが、OK模型さんのTahmazo「TS-1034」が同じ仕様になっているので、そちらの部品が使用できます。
ギヤーは、OK模型さんからTS-1034用ギヤーセットとして発売されている物を使用します。 先ずサーボホーンを取り外します。
この時にサーボホーン留めのビスを失わないように気をつけてください。

次に裏からケースを留めているビスをドライバーで外します。
最近は、小型のサーボも多くなってきたので、精密ドライバーを購入しておくと便利です。

ビスが外れたらケースが数個のパーツに外れるので、通常のサーボの場合は、ホーンがついている方のケースを外します。
するとこのようにギヤーが出てきます。
ケースを外すときは、出来るだけ静かに外して、ギヤーが一緒に外れていきなりバラバラにならないように気をつけてください。
ここで、いきなりギヤーを外してしまうとなれない人は、ギヤーの順番が分からなくなり元に戻せなくなる場合があるので、出来たらデジカメなどでこの状態の写真を取っておくと後で、順番が分からなくなったときに便利です。
ケースを開けてギアーが出てきたら欠けているギヤーをさがします。
ギヤーセットには、サーボにあわせたギヤーが全て入っているので、全部交換しても良いですし。
欠けてしまっているギヤーだけを交換してもよいです。
今回は、サーボホーンが取り付けるギヤーと次のギヤーが欠けていたのでそれぞれを交換しました。
しかし、サーボのギヤーの歯は、非常に細かいので、他のギヤーも欠けていなくても亀裂が入ってるかも知れませんので、なれない方なら思い切って全てのギヤーを交換したほうが後からのトラブルが無くて良いかもしれません。
新しいギヤーを取り付ける前にケースの中に欠けたギヤーの歯が落ちていることがありますので、チェックをしてあれば取り除いておきます。 ケースの中がチェックできたら、新しいギヤーを組み込みます。
この時にギヤーの順番を間違えないように注意します。
ギヤーにシリコングリスを少しつけておくを良いでしょう。
ギヤーを間違えなく組み込めたらケースを元通りにしてケース留めのビスを締めて完了です。 サーボを元の状態にしたら、一度サーボテスターなどで正常に動くかを確認してきちんと動けば完了です。
サーボギヤーの交換も慣れればそんなに難しい物でもないので、一度チャレンジしてみたは、いかがですか。